皮フ科|井田クリニック|東海市の内科・外科・消化器内科・肛門外科・皮フ科

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皮フ科

皮フ科|井田クリニック|東海市の内科・外科・消化器内科・肛門外科・皮フ科

皮フ科について

皮フ科について

皮膚には実に多くの症状があります。原因も様々で外的因子、内的因子、加齢など極めて多様です。なかにはまだ原因のつかめていない疾患もしばしば存在します。そのため、決定的な治療法がなく、根気よく付き合っていく必要のある慢性疾患もすくなくありません。しかし、適切なスキンケアと軟膏などによる外用療法、内服療法、生活習慣の見直し等を行うことによって、より良い状態を保つことができます。皮膚の異常がみられましたら、お早めにご相談ください。

皮フ科でよくみられる症状

このような症状の方はご相談ください

  • ひどい湿疹がある
  • にきびやできものが気になる
  • よくなったり悪くなったりするかゆみがある
  • かゆみを伴う赤み、ぶつぶつ、腫れなどがある
  • かゆみや痛みを伴う赤い盛り上がりがあり、数時間以内に自然に消えることが度々ある
  • 顔がカサカサする、きちんと頭を洗ってもフケがでる、頭皮にかゆみもある
  • 肌がざらざらしている
  • ピリピリした痛みがあり、赤いぶつぶつや水ぶくれがでてきた
  • 手のひらや足のうらに膿がたまったぶつぶつや水ぶくれがある
  • 皮膚に水分がなく、細かいひび割れがある
  • うなじやわきに丸くてかゆい斑がある
  • 褐色、黒褐色の丸いざらざらしたイボがある
  • 爪が変形した
  • 爪が皮膚にくい込み、爪のまわりが痛い
  • 水虫、うおのめ、たこなどを治療したい

皮フ科の対象となる主な疾患

湿疹

皮フ科の診療でとても多く見られる症状です。かゆみや赤み、かさつきなどが生じます。ひどい場合は、水ぶくれなどができ、皮がむけることもあります。原因としては、洗剤や石鹸、汗や髪の毛など様々な外的な刺激によるものが多いですが、自己免疫や食物アレルギー、ダニ、ハウスダスト、薬疹、ウイルスなどもあります。湿疹・かぶれなどはかゆみを伴うことが多く、つい掻いてしまいがちです。しかし、掻くことで患部をかき壊してしまい化膿や悪化を招き、さらに患部が広がりかゆみがひどくなることも少なくありません。治療はかゆみや炎症を抑える外用薬や内服薬を使用します。

蕁麻疹(じんましん)

痒みの強い、丸っぽい形をし、わずかに盛り上がったみみず腫れができて、数分~24時間以内に消えていく皮膚疾患を蕁麻疹と言い、6週間以内に治るものを急性蕁麻疹、それ以上続くものを慢性蕁麻疹と呼びます。蕁麻疹の原因は、特発性(疲れやストレスが原因)がとても多く、そのほかの原因は食べ物や内服薬、細菌やウィルス感染など様々です。蕁麻疹は詳細な検査にも関わらず、原因を特定することが難しいとされています。治療は抗ヒスタミン薬の内服薬が中心となります。重症であったり、なかなか治らない場合は連携医療機関をご紹介します。

たこ(胼胝)・魚の目(鶏眼)

たこや魚の目は、足の特定の部位に継続的に圧力がかかって発症します。たこは皮膚の表面の角質が部分的に肥厚したもので、魚の目は肥厚した部分にさらに圧がかかって硬くなり、芯を持っています。どちらも歩く度に刺激されて痛みが走ることがあります。治療は厚くなった角層を削ります。

いぼ

いぼはヒトパピローマウイルスの感染によって発症し、痛みやかゆみは伴いませんが、放置するとさらに増えたり、人にうつしたりすることがあります。小児からご年配の方まで男女を問わずみられます。治療は液体窒素を用いた冷凍凝固療法を行います。1回で良くなることはなく、根気よく治療をする必要があります。

水虫(足白癬)

水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の皮膚に入り込んで発症する病気です。白癬菌が増殖しやすい夏に症状の悪化がみられます。足白癬は趾間型、小水疱型、角質増殖型のタイプに分類されます。趾間型は、足指の間の皮膚がふやけたように白く濁り、痒くなるのが特徴です。小水疱型は、土踏まずや足指に水ぶくれや細かい皮むけが生じます。角質増殖型は、かかとを中心に足裏の皮膚が厚くなり、冬に乾燥やひび割れを起こしやすくなります。治療は病態に応じて塗り薬や内服薬を使用します。

帯状疱疹

みずぼうそう(水痘)の原因ウィルスである水痘・帯状疱疹ウィルスがストレス・過労・風邪などによりの免疫力の低下が起こると再活性化して発症します。頭部から下肢までの間の片側の一定の神経領域に神経痛様の痛みを伴った小水疱が帯状に生じます。顔にできると目の障害、顔面神経麻痺、内耳障害によるめまい・耳鳴りなどが起こることがまれにあります。痛みに悩まされることが多く、帯状疱疹後神経痛として長い間痛みが残ってしまうことがあります。帯状疱疹は早期に治療することが非常に大切であり、これにより帯状疱疹後疼痛の発症を低減することが期待できます。

ニキビ

ニキビは身近な皮膚疾患で、顔にできやすいため、気にする方が多いものです。ニキビの直接的な原因は、皮脂の過剰な分泌と毛穴の詰まりです。過剰に分泌された皮脂が毛穴にたまり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴にたまった皮脂を栄養源にして、にきびの元となる菌が増殖して症状を悪化させます。大人のニキビは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくい特徴があります。治療は、にきびの種類と重症度を判断し、外用薬、内服薬などの中から選択します。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、繰り返す慢性の湿疹と皮膚の乾燥が特徴的な皮膚疾患です。目や耳の周り、首、ひじやひざのくぼみなどに、かゆみを伴う湿疹が繰り返し起こります。痒みが強く、掻くとさらに悪化し、悪循環を招きますので、治療によって痒みを抑える必要があります。喘息のほか、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎のある家系に出やすい傾向があり、また、ダニや食物アレルギーを伴いやすい特徴があります。治療は、ステロイド外用薬、抗ヒスタミン薬の内服、保湿剤などを用います。